なぜ、パレオと呼ぶのか

犬は、もともと何を食べていたんだろう。」

ふと、そう思ったことが、すべての出発点でした。

パレオとは、旧石器時代のこと。
犬は何万年ものあいだ、山の恵み——
獲物の肉、骨、内臓を食べて、生きてきました。
草食動物の肉と内臓に含まれる少しの食物繊維、ビタミン・ミネラル

犬の体は、今もその食事を、覚えています。
腸も、その食べ方に合わせて、できています。

ところが、ここ数十年で、犬の食事は様変わりしました。

高温で加工され、穀物で量を増やし、
何年も日持ちするようにつくられた、乾いた粒。

便利になった一方で、
犬の体——とくに腸は、その速すぎる変化に、まだ追いついていません。

増えつづける、かゆみ。お腹の不調。早すぎる老い。
その多くは、体が「これは、私の食べ物じゃない」と、
静かに発しているサインなのかもしれません。

だから、私たちは「戻す」ことにしました。

新しい何かを足すのではなく、
犬が本来食べてきた形に、食を戻していく。

肉と、骨と、旬の野菜。
余計なものは、入れない。
それが、GO WILDのパレオ設計です。

なぜ、猟師がそれをやるのか。

山で命をいただく者だからこそ、
その命を、無駄にせず、一杯のスープに変える。
山から犬へ、犬から健やかさへ。
途切れていた命の輪を、もう一度つなぎ直す。

骨を煮出すには、途方もない時間がかかります。
何時間も、ただ、待つ。
その静けさの中に、ふしぎと、温かさがあります。

これは、犬のためだけの話ではありません。

犬の食を、本来あるべき姿に戻すこと。
それはいつか、私たち人間の食卓を問い直す、小さな鏡になるはずです。

失われた楽園を、懐かしむのではなく。
これから、もう一度、つくっていく。

その第一歩が、一杯のボーンブロスです。